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防犯 豆知識
危ない鍵の見分け方

「カム送り解錠」という方法は、解錠した痕跡を一切残さないため、侵入されたほうも気付きにくく、なんども侵入される可能性があるため、非常に恐ろしいものです。そのため、カム送り解錠ができる錠かどうかを確認し、もし該当すれば、即日でも各錠前メーカーが準備している対策部品を付ける必要があります。

該当するかどうかは、アーマープレート（扉を開いたときに三角形のラッチや、ロックのためのデットボルトが出ている板）に書かれている数字やアルファベットが、次に該当するかを確認するとすぐにわかります。

「美和ロック」では、アーマープレートの刻印が、MIWA LA・MA（型式はLAシリーズとMAシリーズ）、MIWA BH（型式はBHシリーズ）、MIWA LD（型式はLDシリーズ）の4種類、合計約600万本です。

「ゴール」では、アーマープレートの刻印が、GOAL ASLX（型式はLXシリーズ）、GOAL HD（型式はHDシリーズ）の2種類、合計約160万本です。

「ショウワ」では、アーマープレートの刻印が、397（型式は397-25と397-30）、535（型式は535と535D）、CL-30（型式CL-30）の4種類、合計約22万本です。

「堀商店」では、アーマープレートの刻印が、HORI（型式は1311・1110・1210・1310・1171）の1種類、合計110万本です。

メーカーに問い合わせると、対策部品として、カム送りのための隙間を埋めるスペーサーなどが準備されていますので、早急に取り付けて対応するようにしてください。