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防犯 豆知識
何分侵入できなければあきらめますか？

泥棒が家に侵入しようとする場合、どれくらいの時間がかかればあきらめるかをご存じですか？家の人が帰ってくるかもしれませんし、家の人でなくても近所の人やセールスマンが家にやってくるかもしれません。そんなときに防犯設備の破壊をしていたら、すぐに警察を呼ばれたり捕まったりしてしまいます。

泥棒は侵入に、5分以上の時間がかかれば半数があきらめます。そしてこれが10分以上かかると、ほとんどの泥棒は侵入しません。そのため、一番の防犯対策は「侵入になるべく多くの時間がかかるようにする事」だといえるでしょう。

侵入をあきらめる時間ですが、中には2分を超えると入らないという泥棒もいるのですから、通常、どれほどの速さで侵入しているのかがわかります。侵入をあきらめて逃げるときには、防犯装置や錠などは傷つけられたり破壊されたりしてしまっているかもしれません。

そのため、修理や交換にお金がかかるという意味では被害がないとは言えないでしょう。しかし、実際に家に侵入されて現金や宝石、貴金属などの貴重品を盗まれると、それ以上に損害が膨らんでしまいます。そう考えると、侵入に時間がかかる堅牢な防犯設備で侵入をあきらめさせるのは懸命な防犯対策だと言えるのではないでしょうか。