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防犯 豆知識
郵便物から情報を抜かれていませんか？

その人にお金が有るか無いかという経済状態や、どのような生活のパターンを送っているのかを把握し、泥棒や強盗を行おうとする場合、残念ながら郵便物は犯人に大きな情報を提供してしまいます。

例えば郵便物には、クレジットカードの明細書や携帯電話の請求書、公共料金の明細書やジムやサロンの口座振替通知書、時には銀行の取引明細書などがあります。

クレジットカードからは生活圏内や経済状態がわかりますし、公共料金からは在宅が多いか、ほとんど家にいないかがわかります。また習い事がわかれば、留守の時間帯などもわかるかもしれません。

セキュリティ強化のために、郵便受けにダイヤル錠が付いたものもありますが、耳を澄ませば番号が一致した時の音を聞き分けて解錠できる程度のものですので、そこまで信頼性の高いものではありません。

また、針金など棒の先に粘着テープなどを付けて郵便受けの口に差し込めば、郵便物を抜き出すことも可能です。郵便物を通じて侵入犯に情報を与えないためには、まず早期発見が一番です。

防犯対策は「認識」から始まるのです。まずは、毎月送られてくる郵便物を把握することから始めましょう。「今月明細書が来てないな」と思ったら、抜き取られている可能性もありますので十分注意する必要があるでしょう。