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防犯 豆知識
防犯システムを新築設計時に考えるべき理由

新築の住宅を建てるにあたって、ホームセキュリティシステムを導入しようと思っているなら、できれば家の設計を行う段階で、どこまでの防犯対策をするのかを、あらかじめ決めておくほうがよいでしょう。

なぜなら、新築時からホームセキュリティシステムを導入するなら、防犯システムの電源や信号線を、あらかじめ壁の中などに通しておけるため、露出配線をする必要がありません。

そのため、内装の美観を損ねることもありませんし、泥棒などが侵入した際に、防犯システムが作動しないように配線を切るなどの破壊工作ができなくなるなど防犯性向上も見込むことができるからです。

新築時からホームセキュリティシステムを導入するには、まず図面から、その住宅の弱点や侵入可能経路を洗い出す必要があります。そして、その弱点を補うように、ホームセキュリティシステムのセンサー類を配置していくのです。

ここで注意点があります。住宅を建ててもらう工務店や設計士が「この家は防犯対策も万全ですので弱点はありません」と言っても丸呑みにしてはいけません。弱点のない家など存在しないのです。

また「弱点はない」という油断が、泥棒を家に招く結果となる事は実例からでも明らかです。同じ轍を踏むことがないように、十分注意してくださいね。