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防犯 豆知識
子供に頼ったシニアの防犯対策例

シニアの人で、家に侵入されて盗難に遭うことを考えて、貴重品を管理している人はどれだけいるでしょうか。特に通帳と印鑑を一緒に保管していて盗まれてしまうと、貯金しているお金を根こそぎ持っていかれてしまうかもしれませんので注意が必要です。

そうは言うものの、同じ家の中で通帳と印鑑を別々に保管しておくと、いざ使いたい時にどこに置いたかわからなくなってしまう可能性もあるため、結局同じ場所に保管してしまう人が多いのが現状です。

これを避ける対策としては、別居している子供がいる場合には、どちらか片方を子供に預けて置くのも効果的です。印鑑と通帳のどちらを預けておくかは、その家の事情によって変わると思いますので一概には言えません。

例えば、子供に財産の額を把握されると困るようであれば、「その銀行専用につくった銀行印」を預けておけばよいでしょうし、印鑑を渡しておくのに抵抗がある場合は、預金通帳を預けておくとよいでしょう。

自分で管理したい気持ちはわかりますが、全てを盗まれてしまってから後悔しても、どうにもなりません。頼れる部分は子供に頼って、それで財産が守れると考えれば、一度検討してみる価値はあるのではないでしょうか。