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防犯 豆知識
画鋲を使って泥棒を追い払う方法

泥棒が家に侵入してくる場合、必ずしも1階から入ってくるとは限りません。入りやすい1階ではなく2階からの侵入を試みるのは、「2階には未施錠の窓が多い」からです。

2階へ上がるために泥棒は通常、ベランダを支えている柱や屋根から下りてきている雨樋を上っていきます。そのため、このベランダの支柱や雨樋に、一工夫しておくことで、泥棒を追い払う効果を期待することが可能になるでしょう。

例えば、部屋の中にポスターやカレンダーを貼るための「画鋲（がびょう・押しピン）」です。画鋲はプラスチックのダルマ型画鋲などではなく、頭が平らな二重画鋲がよいでしょう。

この二重画鋲を、適当な密度でガムテープの糊側から刺していき「画鋲が飛び出ているガムテープ」を作っていきます。そして、このガムテープを泥棒が上ってきそうな場所、例えば先程の支柱や雨樋に貼り付けておきます。

ガムテープの色で「何か貼ってあるな」というのはわかってしまいますが、剥がしたり、避けたりしていれば上るのに手間取り諦める可能性もありますし、「ほかにも罠があるのではないか」と思わせて防犯意識の高さを訴えることができます。

どこの家にある工作道具で、簡単に防犯対策ができますので、費用をかけずに少しでも防犯対策を行いたいという方は、泥棒が手や足をかけそうな場所に仕かけてみるのはいかがでしょうか。