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防犯 豆知識
フェンスや柵をさらに強固なガートにするには

塀やフェンスは、外部からの侵入を物理的に防ぐために高く設けられることもあります。またより効果を高めるために、一番上を外側に大きく折って忍び返しにしていたり、鉄条網を巻くなどの対策を取っているフェンスもあります。

物理的にフェンスや塀を越えられない対策をすることに加え、センサーなどを使って、越えようとする侵入者を発見したり、また威嚇し追い払うことも可能です。フェンスの場合には、よじ登ろうとしてフェンスに振動を与えたり、切断したりすると警報を出す「フェンスセンサー」が使えるでしょう。

また塀の場合には、一番上など塀を超える際に手を付きそうな部分にテープセンサーを貼るなどして警報を出すようにしておくのもよいでしょう。更にフェンスや塀の内側に、左右から赤外線センサーを走らせると、なお効果的です。

しかし、赤外線センサーを使う場合に、ひとつ注意点があります。それは「必ず2m以上離して設置すること」です。赤外線センサーがフェンスや塀から近い位置にあると、フェンスから降りるときに、少し上から飛び降りると越せてしまい、全く意味がなくなります。赤外線センサーを併用する場合には、設置する距離に十分注意するようにしてください。