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防犯 豆知識
磁石を使った防犯対策？

磁石で防犯対策といっても、磁石を置いておくだけで泥棒が入らないかといえば、もちろんそんな事はありません。磁石を使った防犯グッズを使うという意味です。

そのまま磁石を使って警報を出せるものは「マグネットスイッチ」です。これはリードスイッチを窓枠など動かない側へ付け、永久磁石を窓の動く側に取り付けて置き、窓が開くと、リードスイッチに及んでいた永久磁石の磁気エネルギーが弱まり、接点が開き警報を鳴らすというとても単純な仕組みです。

仕組みは単純ですが、「開くものすべて」に応用が利くため意外と重宝するのです。例えば、窓だけでなく玄関扉や勝手口にも使えます。また、自動車のガレージにも使用されているシャッターの開閉を監視するための仕組みにも使われています（その他には反射型赤外線センサーと同じ仕組みで警報を出すものもあります）。

シャッターに使われる際のマグネットスイッチも基本原理は同じで、永久磁石（マグネットシート）を可動しないシャッタースラットに貼り付け、リードスイッチを可動しないシャッター本体に取り付け、スラットが上がってしまうと消える磁気エネルギーを感知するというのは同じです。

磁石を使ったセンサーやスイッチを有効に使って、泥棒の侵入を早く発見して被害を最小限にとどめるようにしたいものです。