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防犯 豆知識
「再侵入」で防犯システムの裏をかく泥棒たち

防犯システムの裏をかいて、家に侵入しようとする泥棒には、警備員が駆けつけるまでの時間で終わらせる「迅速型」と、一度目の侵入での改善を行い再侵入を行う「再侵入型」の2種類に別れますが、ここでは、「再侵入型」の手口をご紹介します。

この再侵入型は、何も最初から1回目を失敗するつもりで行っているのではありません。1回目のほうがリスクは少ないですが、「同じ家に2回は入らないだろう」という油断を突いていると言えるでしょう。

例えば1回目に、ガラスを割ってクレセントを開けて窓から侵入しようとしたら、マグネットセンサーで警報がなったとします。すると再侵入時には、専用のガラス切りを使って窓を開けずに侵入することを試みます。

実際にこのような事件も起きており、再侵入の際には、人体の発する赤外線に反応するインフラレッドセンサーでさえ感知されない方法で行動するなど、手口はどんどんと巧妙になっています。

どんな防犯システムにも完全なものはありませんし、泥棒もその隙を突いたり、裏をかいて侵入しようとしてきます。そのため、防犯機器などの設備も大切ですが、防犯意識を高く持ち油断や隙を作らないことが最大の防犯システムとなるのです。