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防犯 豆知識
暗証番号を割り出してお金を下ろす方法

通帳への副印鑑貼付が廃止されてから、盗まれた通帳に貼り付けられている副印鑑から印鑑を偽造してお金を引き出される事はなくなりました。しかし、キャッシュカードを盗まれたり暗証番号を推測されることでATMからお金を引き出される事はあります。

「4桁の暗証番号は全部で1万通りあるのに推測されることはないでしょう」と思われますか？確かに、ランダムな数字で正解を引き当てるのは難しいでしょう。でも通帳と一緒に、身分証明書類を盗んでしまえば、容易に割り出せるケースが多いのです。

なぜなら、多くの人が誕生日や電話番号などを暗証番号にしているからです。そのため、泥棒はキャッシュカードやクレジットカードと一緒に、免許証や健康保険証などを盗み、そこから暗証番号を推測するのです。

身分証明書を盗まれてしまえば、暗証番号を推測されるだけでなく、消費者金融などからお金を借りられてしまうかもしれませんので、管理には十分に注意を払う必要があると言えます。

いざという時に被害を最小限に抑えるためにも、通帳とキャッシュカード、クレジットカードと免許証などの身分証明書は、全てバラバラの場所に保管することを徹底しておきましょう。