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防犯 豆知識
ホームセキュリティを過信してはいけません

みんなが同じように考える訳ではないことを、私達はよく知っています。自分が正しいことだと思っても、友達や恋人と意見がぶつかる事は少なくないことからも明らかです。この「考え方の違い」は、実は泥棒にもあるのです。

多くの泥棒は「ホームセキュリティの家はリスクが高い」と考えて避けて入りません。実際、ホームセキュリティシステムを導入していなくても、玄関に「ホームセキュリティのステッカー」を貼っておくだけで効果があることは実証済みです。しかし、その多数意見の逆を行く泥棒もいることを念頭に置いておく必要があるでしょう。

彼らは「防犯に気を使うということは金目のものを置いているに違いない」と考えるのです。ほとんどの空き巣は、犯行を10分以内で終わらせてしまいます。つまり、「警報を鳴らしてから10分以内に逃げれば捕まらない」と考えて、堂々と警報を鳴らして侵入するのです。

警備業法では、25分以内に駆けつけることが義務付けられていますが、10分で逃げてしまう泥棒に対して、警備員が25分かかって行ったところで何にもなりません。警備会社を検討する場合には、待機所（デボ）がどれだけ近くにあるのかを聞いて、少なくとも10分以内に駆けつけることができる事を確認しておくべきでしょう。