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防犯 豆知識
敷地内に人が入ったことを知らせて欲しいなら

自分の敷地内へ不審者が入ってきたことを発見する一番一般的な方法は、「赤外線センサー（赤外線遮断検知器）」を使う方法です。このセンサーは、人の目に見えない赤外線のビームを張って、そのビームを遮ったら「人が来た」と認識できるというものです。

赤外線のビームと言っても、ピンと来ないかもしれませんので、簡単な例をあげましょう。マラソンのゴール地点で、2人の人が向かい合ってゴールテープ(フィニッシュテープ) を持っている所に、走ってきた選手がゴールしているシーンを見たことはありませんか。ちょうど、向かい合っている2人の人が「光電管センサー」で、ゴールテープが「見えない赤外線のビーム」、そして走ってきたランナーが「不審者」という感じです。

赤外線センサーの場合だと、このゴールテープ（センサー）が切られた瞬間に光や音で鳴るという仕組みです。ただこのセンサーは、人かどうかを判断することはできません。「遮った・イコール・音や光」という単純な仕組みです。

そのため、犬や猫などにも反応してしまいますので注意が必要です。また門扉から玄関までの間にセンサーを設けると、お客様が来られたときにでも反応しますので、運用に関しては、どの範囲までを監視するのを十分に検討する必要があるといえるでしょう。