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防犯 豆知識
門扉を通って堂々と入ってくる泥棒

泥棒が、屋根から屋根に飛び移り忍者のように侵入してくるというのは時代劇の中だけで、実際にはそんな事はありません。過去の被害を見ると、そのほとんどが実は「道路から直接敷地に入る」という結果が出ています。

もう少し、コソコソしているようなイメージがありますが、実際は「堂々と門扉を通って庭に入ってきている」というのは、少し驚きの結果ではないでしょうか。その後、門扉から玄関に向かう泥棒は少なく、そこからリビングや寝室、子どもの勉強部屋などに回って窓から侵入したり、勝手口に回って鍵を壊したりして侵入してきます。

ここまでわかっているのですから、対策を取るのは難しくありません。家の周りの塀や植栽が高ければ、門扉から入った泥棒は、道路から見られることなく勝手口や他の部屋に移動できてしまいます。

そのため、塀や植栽を低くしたり、隙間を多く設けることで周りから見やすくするのは効果的だといえるでしょう。その他にも、敷地内に侵入したら音や光を発するようにセンサー付きのライトやスピーカーを付けるのもよいでしょう。こうした泥棒の行動パターンを知っておくことで、効果的な防犯対策を取ることができるようになるのです。