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防犯 豆知識
防犯性能の「高い」割れにくいガラス3種

強化ガラスを使っているといっても、それは「防犯性能が高いガラス」という意味ではありません。この強化ガラスは「フロートガラスを強化したもの」というだけです。このようにガラスについての知識不足は間違った防犯対策の元となります。

ガラスには防犯性能の高い低いがあり、防犯性能の高いガラスを使うことで家への侵入を防ぐことができます。防犯性能の低いガラスは、フロートガラスや網入りガラス、強化ガラスなどの「割れやすいガラス」ですが、ここでは「割れにくいガラス」を3種類紹介します。

1つ目のガラスは「複層ガラス」です。ガラスとガラスの間に空気の層を設けていますので断熱性も優れています。ガラスが2枚ありますので破る時間もかかりますし、ガラス周辺が密着しているため破ったガラスの破片を取り除く時間もかかり防犯効果は高いガラスです。2つ目のガラスは「合わせガラス」です。

2枚以上のガラスを中間膜で接着して1枚のガラスにしています。中には防犯に特化して、中間膜を分厚くしたり中間にポリカーボネート板やパンチングメタルを挟んだ「防犯合わせガラス」などもあり、防犯効果は高いガラスです。

3つ目のガラスは「合わせ複層ガラス」です。これは1つ目の複層ガラスの片側、または両面を合わせガラスにしたもので、断熱と防犯の両方を併せ持つガラスで、当然防犯性能に関してはとても高いものになります。

今、家の窓に使われているガラスの種類は何でしょうか？ガラスの強度を上げることで、防犯対策することを検討してみられるのはいかがでしょうか？