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防犯 豆知識
泥棒かどうかを判断するセンサー

防犯対策を施している家でも、泥棒のターゲットにされてマイホームへの侵入を許してしまうかもしれません。そのようなときには、いかに早く追い払い被害を抑えるかが重要となります。

泥棒は人に見つかったり、また見られたりすることを嫌いますので、大きな音や光で威嚇することは有効なのですが、どこに使うのかという問題がでてきます。残念ながら、機械には「今感知している人間が泥棒かどうか」を認識することはできません。

そのため、例えば泥棒が入ればブザーが鳴るようにセンサーを取り付けておけば、そこに自分が入ってもブザーが鳴ってしまいますし、極端な話、野良猫が通っても鳴るのです。そのため、適切な場所に適切な装置を付ける必要があるのです。

例えば最近多い例は、3階建ての住宅で家族が2階のリビングに集まっている時に1階に侵入されるパターンも多くなっています。これは使っている部屋以外の部屋に、泥棒に入る「居空き」と呼ばれるものですが、このような泥棒から見を守ろうとする場合は、家全体にセンサーを付けるのではなく、1階にセンサーを設けるのが効果的でしょう。

このように、自分の家がどのようなパターンで狙われる可能性があるのかを想定することで、防犯センサーやその範囲も変わってくることを知っておく必要があるでしょう。