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防犯 豆知識
センサーだけでなく威嚇器が必要

センサーを取り付けるだけでは、防犯対策にはなりません。センサーというのは「認識する」というだけの働きです。認識して何をさせるのかを考えておく必要があるのです。音を出したり光を出して泥棒を追い払おうとするものを「威嚇器」といいますが、威嚇器にはいろいろあります。

例えば、目覚まし時計のようなベルや、消防車のようなサイレンを鳴らすもの、カメラのフラッシュのように光るフラッシュライトから、パトカーに付いている回転灯などもあります。

また、実際に人がいるかのように音声で警告するものさえあるのです。どのような威嚇器を使うのかを、センサーと同時に考えるとともに、もう一つ頭を悩ませるのは「威嚇器の音」でしょう。これは、あまり小さくては威嚇になりませんが、空襲警報のように大きすぎても（特に誤作動したときに）苦情や自分自身の安眠妨害になる可能性もあります。

住んでいる地域や環境によっても違いますが、必要に応じて時間帯で音量を調節したり、光と音を区別するなどの工夫が必要になるかもしれませんので、あらかじめ念頭においておく必要があるでしょう。