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防犯 豆知識
外灯があるのに門灯は必要ですか？

夜、空き巣狙いの泥棒が入るといっても今は、ほとんどの道には外灯が付いてます。外灯は暗くなりだすと点灯し、朝明るくなってくるまでそのまま点灯しています。あの明るさがあるのに、電気代まで使ってわざわざ門灯を点ける必要があるのかと思われる方は多いようです。

しかし、実は外灯の明るさは防犯効果はないのです。防犯効果のある明るさは、道路面での明るさ（水平面照度と言います）で3ルクス、歩いてる顔の部分の明るさ（垂直面照度と言います）で0.5ルクス必要です。

しかし、一般に設置されている外灯は20ワットタイプで到底、この必要な明るさを得ることは不可能なのです。そのため外灯だけに頼らず、自分の家は家で、門灯を使うなどして防犯に必要な照度を確保する必要があるのです。この時、センサーの範囲に人が入るとライトが点灯する「センサー付きライト」などを使うことで、より抑止効果を高めることも可能です。

センサー付きライトは通常、人が居ない時には消灯していて、人が近づくと点灯するタイプが多いですが、人が居ない時には小さく点灯し、近づくと100%の明るさになり、また戻るといったものも出ていますので、設置する場所付近の外灯などの明るさによって、どちらがよいかを選択するとよいでしょう。