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防犯 豆知識
盗難保険は、入った方がいいのか？

空き巣などの泥棒に遭って、現金や貴重品、宝石などを盗まれてしまったときに、1円も補償されないよりは、多少でも補償されたほうが精神的なショックはやわらぐでしょう。しかし、損害保険で損害の全額を補償してくれるかと言えば、そんな事はありません。

もしそれを求めるとすれば、かけ金は莫大な額になり、きっとかけ金の方が高くなるに違いありません。通常、損害保険の範囲や補償額は、例えば、盗難で現金を盗まれた場合は1事故につき30万円までとか、クレジットカードについては200万円まで、また貴金属や宝石などは100万円までなどと限度額が決まっています。

しかし、損害保険の種類やかけ金によって金額は違いますし、免責などもありますから一概には言えませんので、詳しくは各保険会社に聞いてみてください。保険は、いざという時の備えではありますが、どれだけ保険にお金をかけたとしても、防犯にはなりません。

補償内容が本当に必要なものかどうか、そのかけ金を防犯ではなくて保険にかけるべきなのかどうか、よく吟味してから判断するようにしましょう。