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防犯 豆知識
泥棒に盗まれた物を取り返す方法

一度盗まれたものが、かけがえのないものである事も少なくありません。どんなものに変えても、どれだけお金がかかっても取り返したい事もあるでしょう。では実際、取り返す方法はあるのでしょうか。

最近では盗品をインターネットのオークションで販売する人もいます。そのため、取り返したい物に製造番号などのデータがあれば、あらかじめ控えておけば、盗品を取り戻し、犯人まで捕まえられる可能性もあります。

また昔ながらの方法で質屋に流す場合もありますが、こちらは一軒一軒廻る訳に行きませんので、ある程度の目星を付けて電話をかけて確認する意外は、オンラインに商品が流れていかない限り発見は難しいのが現状です。

そのほか、窃盗団が組織で関わっている場合には、窃盗した電化製品や貴金属、宝石や自動車・バイクなどを売りさばくルートを既に確保している事もあります。この場合には、バラバラに解体されてから輸出されたり、裏ルートで販売されていきますので、この場合も発見は難しいでしょう。

ではもし仮に「自分が盗まれた商品」を誰かが盗品と知らずに購入していた場合、返してもらうことはできるでしょうか？法的には、知らずに購入した人は「善意の第三者」と呼ばれ元の持ち主に返却する義務を持ちません。そのため知らずに購入した人に交渉して譲ってもらうほかないでしょう。

このように、一度失ってしまうと取り返すことは困難となりますので、失ってしまう前に防犯の知識と意識を高めることが大切だと言えます。