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防犯 豆知識
「外開き扉と内開き扉」防犯性能が高いのはドッチ？

映画などを見ていると気付くことがあるかもしれませんが、欧米では玄関扉が内側に開く「内開き扉」がほとんどです。しかし日本ではその逆で、玄関扉は外側に開く「外開き扉」が多いのです。

この理由は、日本人は玄関ホールで靴を脱ぐ習慣があるために扉が内開きだと邪魔になる事や、土地が狭く玄関も欧米に比べて狭いためスペースの問題が関係していると言われています。ではどちらが防犯上、有利なのでしょうか？

日本では「外開き扉」が多いため、泥棒は家に侵入するため、外開き扉の弱点を狙ってきます。外開き扉は内開き扉と違い、外側に蝶番やかんぬき（デットボルト）が見えてしまいます。そのため、この弱点を破壊するなどして扉を外し侵入するのです。

このようにしてい侵入されるのですから、日本に多い「外開き扉」より欧米型の「内開き扉」のほうが防犯上有利かといえば、そんなことはありません。「内開き扉」の場合の弱点は、蝶番やかんぬきが内側にある故に、押し破りが弱点となるのです。

そのため体当たりをしたり、マンションであれば廊下の壁と玄関扉の間にジャッキを噛ませたりして扉を押し破って侵入するのです。結論から言うと「外開き扉も内開き扉も両方弱点がある」ということです。

しかし、両方共かんぬきとなるデットボルトの強度は重要となってくることは間違いありません。もちろん、本締り補助錠を併用することで強度が増すのはどちらも同じですのでご安心くださいね。